Thursday, December 10, 2015

低身長症とは?/ただ背が低いのは病気じゃない

「ただ背が低いだけじゃ低身長症とはいいません」低身長症とは、簡単に言うと「規定値以下しか身長が伸びない病気」をいいます。規定値はこちらのページで紹介しているように△2SD以下の身長をいい、多くは成長ホルモンの分泌不全が原因です。低身長症は、「小人症」ともいいますが、差別的な用語ということで今は使っている方は多くありません。その低身長症ですが、大きく分けて5つの病名に分かれます。SGA性低身長症(胎内発育不全性低身長)成長ホルモン分泌不全性低身長症染色体異常による低身長ラロン型低身長症特発性低身長多くの場合、5番目の「特発性低身長」と診断されます。それぞれの病名について簡単に解説してきます。SGA性低身長症(胎内発育不全性低身長)母親の胎内にいる段階で、何らかの要因から身長が伸び悩んでしまったことによる低身長症です。2才~3才の段階での身長が△2SD以下が基準です。こちらは多くの場合5才になるまでに基準値まで背が伸びることがほとんどのため、それほど心配はありません。成長ホルモン分泌不全性低身長症腫瘍などの病気や、交通事故などの外的衝撃によって成長ホルモンの分泌が少ない、もしくはまったくされなくなってしまったことによる低身長症のことをいいます。染色体異常による低身長遺伝子異常による低身長症です。父親の精子のDNA染色体異常が原因となり、年齢を追うごとに2%づつ発症率が高まるといわれています。ラロン型低身長症こちらは他の低身長症とは違い、成長ホルモン自体は分泌されますが、肝臓の働きが悪く成長ホルモンが身長が伸びるまで及ばない症状です。特発性低身長この突発性低身長がもっとも多く診断されますが、「原因不明の低身長」を総じて突発性低身長と診断されます。現代医学では解明できない「その他」の病気です。以上のように、低身長症は5つの病名に分類されます。ただ単純に背が低めというだけでは「低身長症」と言わないことに注意しましょう。.

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